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歯科衛生士について

歯科衛生士とは

歯科衛生士とは、歯科医師・医師・看護師などと同様に
厚生労働大臣免許の国家資格を持つ、口腔ケアのスペシャリストです。
歯科衛生士は、その専門課程を修め、国の資格試験に合格した者だけが厚生労働大臣から免許を受け、歯科医療・保健・福祉の分野で活躍するスペシャリストです。今、歯科医療は口腔疾患の治療から予防へ、さらに摂食など口の機能訓練へと大きく変わりつつあります。その中で、歯科衛生士の役割は大きく広がり、医療分野で最も期待されている職種です。

歯科衛生士の魅力

お口の健康は全身の健康へとつながります。昨今、生活習慣病等の発症に深く関与している歯周病が注目されており、予防による口腔保健向上への社会的なニーズが高まっています。歯科衛生士は、このニーズに答えることのできる、国民の健康と福祉の増進に寄与できる職業です。

  • 多様な働く場があります

    勤務先として最も多いのは歯科診療所です。次いで病院・市区町村・介護保険施設など、多様な働く場があります。求人の数だけ選択肢があるため、ご自分に合った条件の勤務先を選ぶことができます。

  • 全国どこでも働けます

    日本全国に多数の歯科診療所があるため、結婚等で転居する場合でも、転居先で仕事を探すことができます。環境の変化があっても長く仕事を続けられる点は、歯科衛生士の強みのひとつです。

  • プライベートも充実できます

    歯科衛生士は一般的に夜勤がありません。勤務時間が安定しているので、プライベートな予定を立てやすい職業といえます。

  • 結婚・出産後も続けられます

    歯科衛生士が女性に人気な職業である理由として、復職のしやすさがあげられます。常勤・非常勤として働き、家庭や育児、介護等と両立している先輩ママも多数います。

  • やりがいのある仕事

    「国家資格であり一生続けられる」「専門性の高い仕事である」「人や社会に貢献できる」という意見が多く、歯科衛生士はやりがいのある仕事といえます。

  • キャリアアップを目指せます

    昨今、「障害者歯科」「老年歯科」「在宅療養」など、専門分野における口腔健康管理の重要性が高まっています。各専門分野に貢献できるよう各種認定研修があります。また実務経験5年でケアマネージャー資格を受験できるなどご自分の進みたい道へのキャリアアップを目指すことが可能です。

  • 収入が安定しています

    歯科衛生士の収入は近年需要が高まり年収推移は上昇しております。景気に左右されない為、安定した収入を見込めます。

歯科衛生士と歯科助手のちがい

歯科衛生士と歯科助手の大きな違いは、「口の中に触れる事ができるか」どうかにあります。

衛生士のみが歯科医師の指導のもとに患者への直接的な口腔ケアを行うことが可能になります。歯科医療の場において、より広範囲な業務を行いたいという方は、やはり歯科衛生士ライセンスの取得をお薦めします。

大きく3つの仕事の内容

  • 歯科予防処置

    お口の中の病気(虫歯・歯周病など)を予防するために処置を直接施します。
    (予防的歯石除去や、フッ化物塗布など）

  • 歯科保健指導

    お口の病気にならないための方法や知識を指導し全身の健康回復・維持を目的とします。
    （みんなの歯を守ります）

  • 歯科診療補助

    歯科医師の治療のお手伝いをします。
    （確かな知識と技術が生かされるとき）

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